研究課題/領域番号 |
25620197
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
石原 達己 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80184555)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 燃料電池 / アノード / 自己再生 / 可逆動作 |
研究成果の概要 |
可逆作動型燃料電池ではエネルギー貯蔵方式として期待されているが、燃料極は酸化雰囲気と還元雰囲気に晒され、容易に凝縮して失活する。本研究では酸化時には格子中に溶解し、還元時には金属が析出し、失活を抑制できる新しいインテリジェント電極材料の開発を目的とした。Pdを添加したLa0.7Sr0.3Fe0.9Mn0.1O3(LSFM)相を燃料極とするセルで、酸化、還元によりPdが析出と固溶を繰り返すことで、Pdの高分散状態を維持できることを見出した。Ni系サーメットでは電圧が急速に増加し、電解を継続して行うことはできなかったが、Pdを添加したLSFMでは長期にわたり電解を行うことが可能であった。
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