研究課題/領域番号 |
25630008
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
神谷 庄司 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00204628)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 水素 / 結晶すべり促進 / 疲労寿命低下 / ストライエーション / 転位集積 / すべり変形促進 / 圧縮応力による寿命低下 / 剪断応力による寿命低下 / 転位群 / シリコン / 疲労試験 / 分解せん断応力 / 結晶すべり |
研究成果の概要 |
本研究では、シリコンの結晶すべり変形が水素により促進され、繰返し負荷により転位が集積して疲労破壊に至る事実を、世界に先駆けて直接観察することに成功した。同じレベルの垂直応力に加えて異なるレベルの剪断応力を結晶すべり面に負荷した実験を行った結果、剪断応力が大きい方が疲労寿命が短くなることを確認した。また、疲労破壊後の破面を走査電子顕微鏡により観察した結果、金属材料に見られるストライエーションパターンに類似した模様が見出された。さらに、透過電子顕微鏡により破壊起点近傍に集積した転位群が観察されるに及んで、これまで通説となっていた表面酸化膜腐食起因の仮説を否定するに十分な新しい知見が得られた。
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