研究課題/領域番号 |
25630013
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
尾方 成信 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (20273584)
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研究分担者 |
君塚 肇 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (60467511)
譯田 真人 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (00550203)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 腐食 / 電子論 / 原子論 / 応力 / モデリング / 加速分子動力学法 / 高速モンテカルロ法 / 酸化 / 析出 / フェーズフィールド法 / ナノワイヤー / 粒界 / 破壊 / 銅 / マグネシウム / フェーズフィールド / 第一原理分子動力学法 / 時間加速手法 / 化学反応場 / 拡散場 |
研究成果の概要 |
電子・原子論に基づく材料の腐食現象の予測モデリングに関して、具体的に以下の3項目にわたる成果を得た。 (1)不純物原子の結晶表面および結晶内面欠陥への拡散・集積挙動を原子レベルで解析することに成功した。(2)水素環境下における鉄中のき裂進展挙動の原子論的解析を行い、水素によってき裂が進展しやすくなるメカニズムを原子レベルから明らかにした。(3)ナノ材料の表面や、材料内の粒界の酸化が、ナノ材料の力学特性に与える影響について原子レベルから明らかにした。腐食予測手法確立に向けて不可欠な電子・原子論に基づくモデリングを提案し、腐食によって変化する材料の力学的特性変化の電子・原子論的起源を獲得した。
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