研究課題/領域番号 |
25630069
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
角田 直人 首都大学東京, 理工学研究科, 准教授 (70345437)
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連携研究者 |
井藤 彰 九州大学, 工学研究院, 准教授 (60345915)
有本 英伸 独立行政法人産業技術総合研究所, 電子光技術研究部門, 主任研究員 (50344198)
近藤 克哉 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (00295750)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 温度測定 / ハイパーサーミア / 近赤外分光 / 誘導加熱 / バイオ熱工学 |
研究成果の概要 |
近赤外温度イメージング法とAbel逆変換法を組み合わせた温度測定法を開発し、高周波磁場によって発熱している水中の磁性粒子周りの温度画像を提示した。この方法は、試料に蛍光物質などを入れる必要がなく、水の吸収係数の温度依存性を利用した完全非接触法である。従来の非接触測定法では不可能であった球周りの断面(半径方向)温度分布を得ることができる。実際に、直径1, 2 mmの強磁性球を誘導加熱して温度分布を求めた結果、球径、加熱出力、コイル距離による温度分布の差異を定量的に明らかにした。温度分解能は0.5 K以下、空間分解能は50 μmである。さらに、温度分布から発熱量を推定した。
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