研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は,感度を損なうことなく衝撃への耐性をもたせた触覚センサのパッケージ構成法を示すことである.感度と耐衝撃性を両立するための方法として,センサの周りをダイラタント流体で覆う構成を提案する.ダイラタント流体は静的な力に対しては流動性があるため柔らかく,撃力に対しては硬くなるという性質をもつことが知られている.感度と耐衝撃性を両立している指標として,衝撃時の最大ひずみを静的荷重におけるひずみで割った値を用いた.実験により,ダイラタント流体を用いたセンサは指標を2.3倍から16倍の範囲で向上することを示した.
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すべて 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件) 備考 (2件)
http://www.leopard.t.u-tokyo.ac.jp/research/takahata/takahata4.html