研究課題/領域番号 |
25630128
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
鄭 旭光 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40236063)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 水酸塩化物 / 薄膜形成 / 強誘電体 / 腐食 / 強誘電性膜 / 強誘電性メカニズム / 腐食薄膜 |
研究成果の概要 |
金属水酸塩化物系化合物は基礎金属化合物であり、自然界では広く存在し、例えばその一つのCu2(OH)3Clは銅緑として自由の女神や古い銅像の表面に生じる。最近、我々は金属水酸塩化物が新規強誘電性を示すことを発見した。本提案研究では自然反応の模擬によって、電子デバイス化と生体工学に応用可能な強誘電圧電性膜の金属基板上直接形成の技術の確立を目指した。 本研究では様々な酸性溶液中における金属の腐食挙動を実験によって調べ、電気化学条件を制御することによって金属表面に水酸塩化物の膜の作製に成功した。今後常温で発現する強誘電性水酸塩化物膜の直接形成を実施し生体親和型強誘電圧電膜の直接形成技術へ発展させる。
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