研究課題/領域番号 |
25630146
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
岩田 聡 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 教授 (60151742)
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研究分担者 |
加藤 剛志 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (50303665)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | スピン波 / 磁性微粒子 / バイオセンサ / 磁性多層膜 / スピンダイナミクス / ダンピング定数 / 磁性コロイド / 磁気センサ / 垂直磁化膜 / 迷路状磁区 / Co/Ni多層膜 |
研究成果の概要 |
生体分子などを磁性微粒子を利用して検出するスピン波デバイスを開発するために,スピン波の伝搬に適した垂直磁化膜の開発を行うとともに,そのスピンダイナミクス計測を行った。Co/Ni多層膜は,積層周期1nmにおいて大きな垂直磁気異方性を示すこと,TaよりPt下地層を用いた方が異方性が大きくなることが示された。スピンダイナミクスの観察においては,ポンプ光によって励起された歳差運動が,300 ps以上持続することが確認され,フィッティングにより求めたダンピング定数も,0.020という小さな値を示した。Co/Ni多層膜がスピン波デバイスに適した材料であることが明らかとなった。
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