研究課題/領域番号 |
25630162
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
天川 修平 広島大学, 先端物質科学研究科, 准教授 (40431994)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 回路理論 / 伝送線路 / 高周波測定 / 分布定数回路 / fractional-order 回路素子 |
研究成果の概要 |
Fractional-order回路素子のわかりやすい表現を検討した.伝送線路のモデルのようにはしご状に回路素子が連ねて表現すると簡潔で,かつ非整数階微積分の非局所性のイメージともあう.ある種の無限回路の応答はフィードバックを使って表せることから,フィードバック回路の理論についても考察した.2ポート回路を4ポートのフィードバック回路網に埋め込んで出来る回路の性質や設計の基本的な考え方を明らかにした.CMOS伝送線路はミリ波で特異な周波数応答を示し,それが正しい測定結果なのか判断できない報告がこれまで多かった.本研究では,試料設計を適切に行うことで,異常な特性が出なくなることを示した.
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