研究課題/領域番号 |
25630200
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
張 鋒 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70303691)
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研究分担者 |
阪口 秀 独立行政法人海洋研究開発機構, 数理科学・先端技術研究分野, 分野長 (10235145)
山本 由弦 , 数理科学・先端技術研究分野, 分野長代理 (10435753)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プレート境界断層 / デコルマ / プロトデコルマ / 動的荷重 / プレート沈み込み運動 / 数値実験 / AMS / SEM / 土・水連成有限変形FEM / 巨視的力学特性 / 微視的構造 / 帯磁率異方性 / 静的・動的載荷 / K0載荷 / Ko載荷 / 等方載荷 / 分岐 / 変形局所化 |
研究成果の概要 |
本研究では,プレート境界断層であるデコルマの静動力学特性を把握するために,房総産シルト岩と再構成藤森粘土を用いてK0条件における静的・動的載荷試験と動的載荷試験を実施し,その力学特性と試験前後の内部組織を観察した。その結果,地震動など動的荷重が深海掘削で観察されたデコルマの巨視的・微視的特性をもたらした可能性が高いことが分かった。南海トラフの海底岩盤をモデル化し,二次元有限変形FEM静的・動的解析による数値実験も実施し,連続的な静的せん断変形と瞬間的な動的荷重を時系列的に与え、海洋プレート沈み込み過程を再現した。その結果,デコルマの形成主因として,動的外力がその一つである可能性が示唆された。
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