研究課題/領域番号 |
25630201
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
前田 健一 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50271648)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 個別要素法 / 限界状態 / 応力鎖 / 粒子骨格構造 / 粒度変化 / 分級 / 逆グレーディング / 土石流 / 地盤防災 / 土砂災害 / 粒状体 / 応力波 / 安息角 / 密度 / 平均配位数 / 河床粗度 / 可視化 |
研究成果の概要 |
石礫型土石流の挙動把握は、減災の観点だけでなく、環境・生態系保全の観点からも重要な研究課題である。本研究では、粒子間の滑り・回転といったミクロな現象と流れ速度、応力、間隙比といったマクロ挙動とのマルチスケールの相互作用を解明するために、粒子が鎖状に連なり力を伝える応力鎖に着目する。流れ構造を可視化するために、数値解析手法や画像解析を用いた模型実験手法を開発した。また、応力鎖の発生・消滅といった粒子群のダイナミクスと流れの中に発生する波動との二重性を考慮して粒状体流れのメカニズムの解明にチャレンジする。さらに、未解明とされる、流れ中の大きな粒子の浮き上がり現象に新たな統一的説明の成功に挑戦する。
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