研究課題/領域番号 |
25630232
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
花里 利一 三重大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60134285)
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研究分担者 |
田中 宏幸 東京大学, 地震研究所, 教授 (20503858)
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連携研究者 |
上北 恭史 筑波大学, 人間総合科学研究科, 教授 (00232736)
小野 邦彦 サイバー大学, 世界遺産学部, 教授 (50350426)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 歴史的建造物 / 組積造 / 非破壊調査 / 耐震 / 素粒子 / 組積造建造物 / 世界遺産 / 文化遺産国際協力 |
研究成果の概要 |
宇宙線から生じて地表に降り注ぐ素粒子(ミューオン)探査技術を用いて、歴史的組積造建造物の内部構造を探査し、その結果を用いて耐震解析を行うことにより、組積造建造物の耐震評価が可能であることを示した。本研究では、2006年ジャワ島中部地震で被災したインドネシア世界遺産プランバナン寺院シヴァ祠堂を対象として実施し、不明確であった内部空洞の寸法を明らかにするとともに、有限要素法を用いた地震応答解析を実施した。解析の結果、内部構造は損傷していないと判断した。このように、素粒子探査と構造解析を組み合わせた本手法の有効性を確認した。
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