研究課題/領域番号 |
25630257
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤井 恵介 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50156816)
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研究分担者 |
加藤 耕一 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授 (30349831)
角田 真弓 東京大学, 大学院工学系研究科, 技術専門職員 (20396758)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 図面 / 指図 / 絵図 / 五山十刹図 / 談山神社社殿図 / 茶室起こし絵図 / 茶室起絵図 / 大工技術書 / 壁画 / 営造法式 / 文化財保存図 |
研究成果の概要 |
日本の前近代の建築図面において、「建築→図面」「図面→建築」という方向性に注目してその性格を検討したところ、以下のことが判明した。 第一に、図面の主たる目的が、現状の記録なのか建設用の設計図であるのか、明確に峻別することができる。第二に、設計図であるとき、その図の内容によって、設計と施工の関係、それが同一者であるのか、別々の職人に分担されているのか、それが判明する。それは職人の仕事の社会的な分業制の進捗状況そのものまで、理解することが出る。第三に、記録図であれば、図面の周囲の文書資料と、同時に研究を進めることができることが明らかとなった。
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