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ダクタイルイオン結晶における特異な局所化学結合発現の理論的検証

研究課題

研究課題/領域番号 25630279
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 無機材料・物性
研究機関名古屋大学

研究代表者

松永 克志  名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20334310)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード第一原理計算 / すべり系 / パイエルスポテンシャル / パイエルス応力
研究成果の概要

イオン性結晶は一般に脆性を示す。しかし一部のイオン結晶では、室温のような低温であっても塑性変形が容易であることが報告されており、その機構を解明することは、脆性材料の靱性向上の糸口となる可能性がある。そこで本研究では、第一原理計算を用いて、塑性変形が容易に起こることが知られているAgCl等に注目し、第一原理計算とGSF(Generalized Stacking Fault)エネルギー解析を用いて、すべり変形抵抗の定量評価を行った。その結果、AgClでは、複数のすべり面でのすべり変形が可能であることが判明した。その起源は、すべり面を介したAg-Agイオン間の共有結合の形成であることがわかった。

報告書

(3件)
  • 2014 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2015 2014

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 電子状態計算による岩塩型イオン結晶のすべり変形機構の解明2015

    • 著者名/発表者名
      松永克志, 霜田直史,中村篤智, 豊浦和明
    • 学会等名
      日本金属学会2015年春期(第156回)講演大会
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2015-03-19
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] NaCl型イオン結晶のすべり変形機構に関する電子論的解析2014

    • 著者名/発表者名
      霜田直史, 中村篤智,豊浦和明,松永克志
    • 学会等名
      日本金属学会2014年秋期(第155回)講演大会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2014-09-25
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] NaCl 型結晶のすべり変形機構に関する電子論的解析2014

    • 著者名/発表者名
      霜田直史, 中村篤智,豊浦和明,松永克志
    • 学会等名
      日本機械学会 M&M2014材料力学カンファレンス
    • 発表場所
      福島大学
    • 年月日
      2014-07-20
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] GSFエネルギーの第一原理計算を用いたAgCl結晶のすべり変形機構の解明2014

    • 著者名/発表者名
      霜田 直史,中村 篤智,豊浦 和明,松永 克志
    • 学会等名
      日本金属学会春期大会
    • 発表場所
      東京工業大学
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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