研究課題/領域番号 |
25630283
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小俣 孝久 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80267640)
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連携研究者 |
大橋 直樹 物質, 材料研究機構, 部門長 (60251617)
柳 博 山梨大学, 医学工学総合研究部, 准教授 (30361794)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 半導体物性 / 光物性 / ナノ材料 / 先端機能デバイス / 先端機能材料 |
研究成果の概要 |
本研究では、酸化物半導体としては類まれな1.45eVの小さなバンドギャップを有するウルツ鉱型β-CuGaO2の結晶構造の精密解析した。また、この結晶が空気中でも300℃以下では実際上安定な準安定相であることを明らかにした、GaサイトへのBeおよびTiのドーピングが可能であることを示したが、注入された電子・正孔を活性化するには至らなかった。電子構造の計算と実測から、この結晶はバンド端近傍で強い光吸収を示すことを明らかとし、CdTe、CuInSe2などと最高変換効率を競いうる、酸化物では唯一の物質であることを明らかにした。
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