研究課題
挑戦的萌芽研究
ゼオライトは選択的にセシウムイオンを吸着する機能性をもっており、マグネタイトとの複合材料(磁化ゼオライトとする)としたものは、吸着後に磁力選別機による回収が可能となることより、土壌除染のための画期的な材料となる。本研究では、まず石炭焼却灰を原料とするNa-P1型人工ゼオライトを基本とする磁化ゼオライトについて、その合成方法の検討を行ないセシウム吸着能の向上に成功した。さらに、ゼオライトの一種であるモルデナイトがより優れたセシウム選択性を有することを確認した。水中におけるセシウム吸着および磁石による回収を行なったところ90%以上除染できることが明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (21件) (うち招待講演 5件)
Journal of the Ceramic Society of Japan
巻: 123 号: 1435 ページ: 129-135
10.2109/jcersj2.123.129
130004951109
環境放射能除染学会誌
巻: Vol.2, No.3 ページ: 165-173