研究課題/領域番号 |
25630299
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
村上 恭和 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (30281992)
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研究分担者 |
赤瀬 善太郎 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (90372317)
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連携研究者 |
進藤 大輔 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (20154396)
有馬 孝尚 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90232066)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 電子顕微鏡 / ドメイン構造 / 磁区 / 双晶 / 電子線ホログラフィー / ローレンツ顕微鏡法 / 金属物性 / 強相関電子系 / セラミックス / 結晶工学 |
研究成果の概要 |
透過電子顕微鏡を用いたその場観察技術を駆使し、MnV2O4酸化物の特異な磁気微細構造を研究し、圧力を利用した磁化分布制御に関する技術基盤を構築した。従来、液体ヘリウム温度域での圧力印加は技術的に困難であったが、本研究では集束イオンビームによる微細加工と、MnV2O4とMoプレートの熱膨張差を利用した独自の手法を考案し、磁気的ドメインに対する圧力効果の検証に活用した。低温域での圧力印加は、結晶学的ドメインの一種である軌道整列ドメインの形態制御を介して、MnV2O4の磁化分布操作に有効であることを実証した。低温域のセンサー開発に対する知見も含め、工学的応用に向けた重要な情報を獲得した。
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