研究課題/領域番号 |
25630310
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 仙台高等専門学校 |
研究代表者 |
今井 裕司 仙台高等専門学校, 情報ネットワーク工学科, 准教授 (40334693)
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研究分担者 |
庭野 道夫 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (20134075)
木村 康男 東京工科大学, 工学部, 教授 (40312673)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 水素センサ / 圧力センサ / 溶液塗布法 / ポリフッ化ビニリデン / パラジウム / 圧電 / 温度センサ |
研究成果の概要 |
溶液塗布法により作製した圧電ポリマー(PVDF)フィルムを用いた水素ガスセンサは,室温で自立動作する新しいタイプのセンサであるが,回復特性が遅い問題があり実用化への課題であった。パラジウム電極表面でのガス反応機構を多重内部反射赤外線吸収分光法により調査した結果,酢酸パラジウムが水素吸着脱離反応の重要な役割を担っていることがわかった。さらに,PVDFフィルムの圧力センサへの応用を試みた。チタン金属基板上にアンカー効果を付加することにより,パターニングしたβ型PVDFフィルムを成膜することで,センサ素子の作製に成功し,圧力センサとして機能することを確認した。
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