研究課題/領域番号 |
25630316
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
下位 法弘 東北大学, 環境科学研究科, 准教授 (40624002)
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研究分担者 |
田中 泰光 東北大学, 大学院環境科学研究科, 教授 (50624003)
高橋 英志 東北大学, 大学院環境科学研究科, 准教授 (90312652)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | リチウムイオン二次電池 / 正極 / ナノシート / 酸化チタン / 有機ボンディング / リチウムイオン挿入 / 高分子ポリマー架橋 / イオンエネルギー / 正極活物質 / チタニア多層膜 / 高分子ポリマー / 金属イオン挿入 |
研究成果の概要 |
多層構造を有する正極活物質の高容量化はリチウムイオン二次電池において重要な研究課題である。そこで我々は、ナノレイヤー構造を有する酸化チタンの湿式合成を応用して正極活物質の合成を試みた。酸化チタンのナノシートを層間間隔を任意に制御しつつ多層化するために、従来の酸化チタンを構成するナノシート間の架橋化に用いるアルカリ金属のカウンターイオンを高分子ポリマーに置き換える実験を試行している。 結果、酸化チタンナノシートの層間構造を任意に制御し得る湿式プロセス条件を構築することに成功した。今後は本構造を用い、リチウムイオンを任意に酸化チタン層間に充填し得る技術の開発が必要である。
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