研究課題/領域番号 |
25630334
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
|
研究機関 | 室蘭工業大学 |
研究代表者 |
平井 伸治 室蘭工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10208796)
|
研究分担者 |
葛谷 俊博 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 助教 (00424945)
山内 見和 國學院大學, 栃木短期大學, 教授 (40299821)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 動物繊維 / 繊維廃棄物 / 羊毛ケラチン / シルクフィブロイン / 回収 / 樹脂化 / 耐熱性 / 低熱膨張率 / 羊毛繊維 / 混紡糸 / 交織織物 / 粉砕 / 篩分け / 羊毛粉末回収 / リサイクル / シルク / 分離 / 再生用途 |
研究成果の概要 |
シルクや羊毛粉末に水を加えた後、100~200℃に加熱しながら20~40 MPaの加圧力を加えるだけでタンパク質が樹脂化したシルク樹脂やケラチン樹脂が得られる。シルクや羊毛が高温の湿潤雰囲気に曝されると脆化する性質を利用し、脆化させた糸や布地をボールミルにより粉砕した粉末が原料になる。これらの繊維と化学繊維などとの交撚糸、混紡糸、交織織物であれば、シルクや羊毛のみが脆化する性質を利用し、粉砕と篩別けにより脆化しない化学繊維等との分別が可能になる。例えば、シルクから作製した樹脂は、高いガラス転移温度、高密度エポキシ樹脂に匹敵する高い熱伝導率、さらにはリサイクル性を持つことを明らかにしてきた。
|