研究課題/領域番号 |
25630335
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
森田 一樹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00210170)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | シリコン / ボロン / 太陽電池 / フラックス / 塩化物 / 精製 / 反応性フラックス |
研究成果の概要 |
塩素を含有する反応性フラックスを用いて、溶融シリコン中のボロンを気相中に除去するプロセスを考案した。CaCl2とB2O3の反応の確認を経て、CaO-SiO2-CaCl2系の相平衡関係を明らかにし、同フラックスによるシリコンの脱B実験を種々のスラグ組成で試みた結果、フラックス中に塩化物が存在することにより,シリコン中ボロンが効率的に気相中に除去されることをが示され、最も脱B効率の高い条件や反応機構が見出された。 得られた結果から、シリコンおよびフラックス中のボロンの物質移動係数、拡散係数も評価され、反応性フラックスを用いた太陽電池用シリコンの脱Bプロセスの可能性および高効率脱B条件が示された。
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