研究課題/領域番号 |
25630352
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
多湖 輝興 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20304743)
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研究分担者 |
増田 隆夫 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授 (20165715)
中坂 佑太 北海道大学, 大学院工学研究院, 助教 (30629548)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 化学工学 / 触媒・化学プロセス / 反応工学 / 多孔質触媒 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,ゼオライト結晶によって金属超微粒子が被覆された,鳥籠型(バードゲージ型)ゼオライトの新規合成法の開発である.ロジウム(Rh)の錯体超微粒子をエマルション中で作製し,同超微粒子を核としてMFIゼオライト層を形成させた.その結果,粒子サイズ約2~3nmのRh超微粒子がMFI型ゼオライトに被覆されたバードケージ型構造を確認した.同微粒子は,500~700℃の高温雰囲気でもRh超微粒子の高い耐シンタリング性を有することが明らかとなった.内包されたRhは酸化還元されることから,分子のアクセスが可能であり,Rh以外にプラチナにおいても同様の構造の材料の合成に成功した.
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