研究課題/領域番号 |
25630361
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
尾中 篤 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10144122)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 高表面積窒化炭素 / nanoC3N4 / 固体塩基触媒作用 / 水中有機合成 / Knoevenagel反応 / nanoC3H4 / Knoevenagel反応 / 多孔質窒化炭素 / メレム分子ポリマー / 高表面積 / 固体塩基性 |
研究成果の概要 |
グラファイト様窒化炭素(g-C3N4))を出発原料として,硫酸処理により層構造を剥離することで, 乱雑な構造を保つメレム連結集積体(nanoC3N4)を作る方法を確立した.次に,nanoC3N4が水中で塩基性を示すことを確認し,シアノ酢酸エステルとアルデヒドとのKnoevenagel反応が水中で効率的に進むことを見出した.nanoC3N4中の塩基成分は水中には溶け出さず,反応後はろ過により回収・再使用が可能である.反応生成物は有機溶媒で抽出後,濃縮することで単離される.水層に不溶な固体塩基触媒を新たに作り出すことに成功した.
|