研究課題/領域番号 |
25630366
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
和田 健司 香川大学, 医学部, 教授 (10243049)
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連携研究者 |
細川 三郎 京都大学実験と理論計算科学のインタープレイによる触媒, 電池の元素戦略研究拠点ユニット, 特定講師 (90456806)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | グリーンケミストリー / イリジウム / 酸化セリウム / 酸化チタン / 格子欠陥 |
研究成果の概要 |
本研究では、金属酸化物担体の機能を活かした新規有機合成用固体触媒の開発を試み、o-フェニレンジアミンと第一級アルコールからの脱水素型ベンゾイミダゾール類の合成反応に有効な金属酸化物担持イリジウム触媒を開発した。本触媒の活性は顕著に担体に依存し、酸化チタン担持触媒が特に有効であった。従来の金属錯体触媒では200 ℃程度の反応温度を要するのに対し、本触媒を用いた場合には120 ℃あるいはそれ以下の低温度領域で円滑に反応が進行する。高分散した2 nm以下のゼロ価イリジウムナノ粒子の形成が、高活性の原因と推察される。さらにソルボサーマル法によって六方晶希土類鉄複合酸化物を調製した。
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