研究課題/領域番号 |
25630382
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
黒田 章夫 広島大学, 先端物質科学研究科, 教授 (50205241)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 亜リン酸 / 亜リン酸デヒドロゲナーゼ / リン資源 / 植物 / 亜リン酸酸化酵素 / シロイヌナズナ / 土壌リン固定 / ptxD / 組換え / リン肥料 |
研究成果の概要 |
リンは農業生産にとって必須な肥料である。リン資源を確保して、長期に利用できることが人類にとって重要な課題となっている。多量の亜リン酸(リンの酸化数が+3価のリン酸)が化学工場、車産業から廃棄されている。亜リン酸を直接リン肥料にできれば、亜リン酸廃棄物を効率よく利用する技術として有望である。しかしながら、植物が利用できるのは、+5価のリン酸だけである。亜リン酸デヒドロゲナーゼ(PtxD)は、亜リン酸をリン酸に酸化する酵素で、亜リン酸廃棄物を効率よく利用するための鍵となる。野生型シロイヌナズナは亜リン酸を資化できないが、ptxDを導入したシロイヌナズナは亜リン酸をリン源とする培地で増殖できた。
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