研究課題/領域番号 |
25630386
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
森 梢 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋生命理工学研究開発センター, 技術副主事 (80463090)
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研究分担者 |
秦田 勇二 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋生命理工学研究開発センター, グループリーダー (20399562)
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研究協力者 |
湯川 清孝
植松 勝之 株式会社マリン・ワーク・ジャパン
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 溶菌酵素 / 微生物による食品の変敗 / 微生物による変敗 |
研究成果の概要 |
飲料業界で大変問題視されている細菌である好熱性好酸性菌(TAB:Thermo Acidophilic Bacilli)に対し、深海由来の放線菌の培養上清から強い溶菌効果を持つ酵素を見出した。この分子量24kDaの酵素の溶菌はTAB特異的であり、大腸菌とTABの混合菌体懸濁液中の本酵素の作用の光学顕微鏡観察によってもTABを選択的に溶菌する様子が確認できた。また本酵素のTABに対する溶菌活性は、一定量タンパク当たりで評価した結果卵白由来リゾチームに比べ高い活性を示した。さらにリンゴジュース含有条件でも本酵素はTABの菌体濁度、グアイアコール産生とも有意な抑制能を示した。
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