研究課題/領域番号 |
25640014
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 倉敷芸術科学大学 |
研究代表者 |
坂口 卓也 倉敷芸術科学大学, 生命科学部, 教授 (80192590)
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連携研究者 |
三宅 康之 倉敷芸術科学大学, 生命科学部, 准教授 (00368747)
大野 英治 九州保健福祉大学, 生命医科学部, 教授 (40276176)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 肺癌 / 転移 / 癌幹細胞 / アストロサイト / 培養脳スライス / 脳微小環境 / 癌細胞 / 培養海馬スライス |
研究成果の概要 |
癌は周辺の正常細胞に支援され悪性度を増すと示唆されている。本研究では脳転移頻度の高いヒト肺癌の細胞株を培養ラット脳スライスへ播種し脳細胞との相関を検討した。肺腺癌細胞はスライスへ生着後腺管構造を形成し、特異的に周辺に集積したアストロサイトとの相関が示唆された。より悪性度の高い肺小細胞癌細胞についても検討したが、スライスへ生着しなかった。 次に癌の再発に関与すると示唆される薬剤排出能を持つ治療抵抗性の細胞を肺小細胞癌細胞から分取した。この細胞は自身および他種細胞を生み出す能力である自己複製能および分化能そして造腫瘍能を反映するコロニー形成能を所有しており、癌幹細胞を含むことが示唆された。
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