研究課題/領域番号 |
25640041
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
野村 靖幸 久留米大学, 医学部, 教授 (00034041)
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研究分担者 |
野村 理朗 京都大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (60399011)
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連携研究者 |
岩本 和也 東京大学, 医学部付属病院, 准教授 (40342753)
文東 美紀 東京大学, 医学部付属病院, 助教 (00597221)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 衝動性 / セロトニントランスポータ遺伝子多型 / DNA メチル化 / セロトニントランスポーター遺伝子多型 / DNAメチル化 / ゲノム・エピゲノム / 遺伝子多型 / セロトニン / 認知機能 / 急性ストレス |
研究成果の概要 |
セロトニントランスポーター遺伝子(5-HTTLPR)と運動反応衝動性との関連を検討した。健常成人60名から採取した末梢血ゲノムDNAのSNP解析を行い、行動実験(正反応には金銭の報酬を与え、誤反応には罰として報酬を差し引く)との関連を解析した結果、誤反応に対して罰が伴う条件において、5-HTTLPRのSS型の個人の運動反応衝動性が、SL型の個人と比して低いことが見出された。また、口腔粘膜検体のDNAメチル化解析の結果、末梢血DNAメチル化率は30%程度に対し、口腔粘膜では10%であった。後者の少ない例数をを増や必要があるが、環境ストレスへの組織感受性の差を示唆する興味深いデータといえる。
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