研究課題/領域番号 |
25640089
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
松永 司 金沢大学, 薬学系, 教授 (60192340)
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研究分担者 |
猪部 学 金沢大学, 薬学系, 准教授 (10312414)
若杉 光生 金沢大学, 薬学系, 助教 (80345595)
西永 真理 富山県衛生研究所, 研究員 (10646681)
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連携研究者 |
国嶋 崇隆 金沢大学, 薬学系, 教授 (10214975)
小田 彰史 金沢大学, 薬学系, 准教授 (50433511)
遠藤 良夫 金沢大学, がん進展制御研究所, 准教授 (30211783)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ヌクレオチド除去修復 / 阻害剤 / 抗癌剤 / シスプラチン / 低分子化合物 / 増感作用 |
研究成果の概要 |
我々が見出したヌクレオチド除去修復阻害化合物(NERi)が、シスプラチンの抗腫瘍作用増強剤となりうるか検討を行った。まず、胃癌由来KKLS細胞および卵巣癌由来A2780細胞を用いたコロニーアッセイで、NERiは2~3倍の増強を示すことがわかった。また、シスプラチンで誘発される1,2-GpG架橋損傷の修復が、NERiの前処理により阻害されることを確認した。そこで、マウス肺癌由来LLC細胞をC57BL/6マウスに移植し、シスプラチンとNERiとの併用効果を調べたところ、シスプラチン単独処理に比べて有意に高い抗腫瘍作用が観察された。
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