研究課題
挑戦的萌芽研究
蛋白質翻訳後修飾の一種であるO-GlcNAc化は、細胞増殖や代謝など様々な細胞機能を制御する一方で、その異常は糖尿病や癌などの原因となる。現在、1000種を超えるO-GlcNAc化蛋白質が同定されているものの、O-GlcNAc化がこれらの標的分子にどのような機能変化をもたらすか、その多くは未だ明らかにされていない。その理由の一つとして、蛋白質O-GlcNAc化の解析技術・手法が他の翻訳後修飾研究と比較して未だ不十分である点が挙げられる。そこで、O-GlcNAc研究における基盤的技術の推進を目的として、O-GlcNAc化蛋白質解析法の開発を行った。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (7件) 図書 (1件)
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