研究課題
挑戦的萌芽研究
低分子量GTPaseであるRabファミリータンパク質は、膜系表面に局在して各膜系の属性を示す。Rabは細胞質中でRabGDIと結合している。各膜系に応じて、適切なRabが、Rab-RabGDI複合体から解離されて膜に埋め込まれる。本研究では、Yipファミリー膜タンパク質によるRabの膜挿入機構を人工脂質膜上に再構築することを目指した。まず、Yipを含むリポソームとRab-RabGDI複合体の調製方法を確立した。また、近年、複数のRabGEFが膜挿入活性を持つことが示されたので、数種類のRabGEFの調製方法も確立した。今後はこれらを用いてRabの膜挿入系の再構築を目指す。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件)
Nature Communications
巻: 6 号: 1 ページ: 6926-6926
10.1038/ncomms7926
Scientific Reports
巻: 5 号: 1 ページ: 9686-9686
10.1038/srep09686
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America
巻: 112 号: 31 ページ: 4197-205
10.1073/pnas.1422981112