研究課題
挑戦的萌芽研究
筋小胞体上に存在するリアノジン受容体とその安定化蛋白質FKBP12との相互作用に着目し、この複合体によりカルシウム放出制御機構をIn-cell NMR法で明らかにすることを目指した。しかし、標的蛋白質を筋芽細胞へ導入する方法が確立できなかったため、当初の研究計画を変更し、ミトコンドリアのカルシウムの取り込みに関わる脱共役分子UCP3とその制御因子HAX-1に着目した構造生物学的研究を行った。一連の研究より、HAX-1のC末端側の領域は膜結合性を示し、カルシウムと結合することにより部分的なフォールディングが誘起され、UCP3と結合可能となることが明らかになった。
すべて 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (10件)
J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo).
巻: 62 ページ: 32-39
Arch Biochem Biophys
巻: 594 ページ: 1-7
10.1016/j.abb.2016.02.014
Biochem Biophys Res Commun
巻: 472 号: 1 ページ: 108-113
10.1016/j.bbrc.2016.02.075
アンチ・エイジング医学 日本抗加齢医学会雑誌
巻: 9 ページ: 47-52