研究課題/領域番号 |
25650042
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
石井 則行 国立研究開発法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 主任研究員 (10261174)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 免疫生化学 / 抗ハプテン抗体 / 金ナノ微粒子担体 / 株化培養細胞 / ナノ粒子 / 細胞応答 / ハプテン / B細胞 / 抗体 / エキソソーム / 細胞外膜小胞 / 培養細胞株 / 抗原抗体反応 / 抗原 / B細胞 |
研究成果の概要 |
生体内では、金ナノ粒子を起点として抗ハプテン抗体の産生が確認された。本研究から総合的に判断すると、低分子化合物は、金ナノ粒子とともに免疫原としてマクロファージや樹状細胞によって貪食され、還元状態にある細胞質において細胞内消化を経て、初期のエンドソーム、マルチベシクルボディーを経由して、エキソソームに内包される形で細胞外へと放出され、B細胞を活性化すると考えられる。樹状細胞から放出されるエキソソームにMHC分子は確認されているが、マクロファージからのエキソソームには、これまでのところ、MHC分子は検出されていない。免疫原情報を送達するエキソソームのB細胞に対する生理的役割と機能の解明が待たれる。
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