研究課題/領域番号 |
25650044
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小松崎 民樹 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (30270549)
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連携研究者 |
李 振風 北海道大学, 電子科学研究所, 准教授 (90397795)
河合 信之輔 北海道大学, 電子科学研究所, 特任助教 (90624065)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 分子個性 / 情報理論 / F1-ATPase / ネットワーク / 1分子計測 / 変化点解析 / 反応ネットワーク / 経路の多重性 / ノイズ除去 / 遷移状態 / 自由エネルギー地形 / 一分子計測 / 非平衡定常状態反応ネットワーク / システム生物学 |
研究成果の概要 |
開いているか/閉じているか,結合しているか/離れているか,といった有限個で連続的でない飛び飛びの値をもつ分子の時系列データから,分子の状態をネットワークという表現を用いて客観的に評価し,分子が将来取り得るデータ出力を予想する新しい解析手法を開発することなどに成功した。また、背後のモデルをあらかじめ想定しない汎用なデータ解析手法を開発し、細胞内“エネルギー通貨”であるアデノシン三リン酸(ATP)を合成するタンパク質F1-ATPaseにおける高効率なエネルギー変換の重要な仕組みを解明した。ATPの加水分解反応が反応順序を制御する“鍵”の役割をすることを新規に発見した。
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