研究課題
挑戦的萌芽研究
受精直後の植物の受精卵内には卵細胞核および精細胞核が存在し、それら核はすみやかに融合して受精卵核となり両親の遺伝情報が混ざり合う。一方、植物の胚のうや胚乳、動物の骨格筋繊維や胚盤などでは、細胞内に複数の核が存在するがそれら核が融合することはない。本研究では、これら「核融合を制御する機構」を見いだすことを目的に研究を行い、卵細胞と精細胞が核融合の進行因子および促進因子をそれぞれ有することを見いだした。
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