研究課題/領域番号 |
25650084
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
松田 七美 早稲田大学, ナノ理工学研究機構, 准教授 (70360641)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 細胞競合 / エネルギー代謝 / Myc / p53 |
研究成果の概要 |
細胞競合は、組織において増殖が速く生存能の高い細胞群(勝ち組)が、増殖が遅く細胞死によって排除される細胞群(負け組)に競合し、細胞の増殖、細胞死、分化などが統合的に制御されることより、一定の大きさと機能をもつ組織が形成される現象であり、多細胞生物における普遍的な新概念として注目される。 本研究では、独自に開発した細胞競合関連因子Mycにより誘導される細胞競合モデルを用いて解析を行った。その結果、Mycとp53により協調的に制御される好気的糖代謝の亢進が、細胞競合が生じる際に細胞非自律的に決定づけられる勝ち組、及び負け組それぞれの細胞特性のトリガーとなることを明らかにした。
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