研究課題
挑戦的萌芽研究
細胞膜での情報変換に関わるPCaP1とPCaP2に注目し、 次の成果を得た。根毛特異的に発現するPCaP2が根毛の形成と伸長に不可欠であること、すなわち根毛先端でのCaシグナルをホスファチジルイノシトールシグナルに変換することを明らかにした。また、PCaP2のN端23残基ペプチドを植物に発現させると無根毛株が得られので、この株を用いて根毛の水と無機イオン吸収等における役割を解明した。PCaP1の構造上の特徴に加えて、膜リン脂質、Ca2+およびMg2+との結合について詳細な知見を得た。またPCaP1の機能欠失株における気孔閉口障害を明らかにした。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (5件)
Plant and Cell Physiology
巻: 56 号: 3 ページ: 510-519
10.1093/pcp/pcu194
Journal of Experimental Botany
巻: 65 号: 6 ページ: 1497-1512
10.1093/jxb/eru014
Plant Cell
巻: 26 号: 8 ページ: 3416-3434
10.1105/tpc.114.127571
Journal of Biochemistry
巻: 156 号: 6 ページ: 333-344
10.1093/jb/mvu046
巻: 25 号: 6 ページ: 2202-2216
10.1105/tpc.113.110411
Plant Journal
巻: (印刷中) 号: 4 ページ: 690-700
10.1111/tpj.12155