細胞が接着領域を確保するために行う新現象「場所取り」の解析

• 研究課題/領域番号: 25650109
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 形態・構造
• 研究機関: 札幌医科大学
• 研究代表者: 幸野 貴之 札幌医科大学, 医学部, 講師 (10374563)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 場所取り / 細胞接着

研究成果の概要

接着細胞の多くは，培養容器への接着が正常に生育させるためには必須である。浮遊状態におかれた接着細胞は，培養容器との接着の足場を形成するために必要ないくつかの細胞外マトリックスを放出することが知られている。本研究では，細胞が培養容器へ接着する過程において，排他的に接着領域を確保する現象，すなわち「場所取り」現象が存在することを見いだした。そして，この現象に関与する未知の因子の同定を試みた。