研究課題/領域番号 |
25650120
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
武藤 彩 国立遺伝学研究所, 個体遺伝研究系, 助教 (00525991)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ゼブラフィッシュ / カルシウムイメージング / 捕獲行動 / 視覚系 / ゾウリムシ / 摂食行動 / 視床下部 / 前視蓋 / 神経 / 脳 |
研究成果の概要 |
ゼブラフィッシュ稚魚の捕獲行動に関与する神経回路を明らかにするために、捕獲行動時に活動性を示す神経細胞集団の探索を行った。その結果、稚魚が視覚的に餌を認識した際に視床下部下葉が活動することを見出した。視床下部下葉の細胞集団に特異的に神経毒を発現させたところ、捕獲行動が抑制された。また視覚系から視床下部下葉への投射経路を探索下結果、前視蓋領域の神経細胞が軸索を投射していることを明らかにした。これらの結果から、餌を視覚的に認識しその情報が捕獲行動の動機付けに用いられるための神経回路の候補として、前視蓋-視床下部下葉という神経回路が重要な役割を果たすことが示唆された。
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