研究課題
挑戦的萌芽研究
トランスポゾンは、転移因子としての遺伝子撹乱に加え、ゲノムに散在する反復配列として、多様な染色体編成変化を生み出す能力をもつ。本研究では、染色体再編成が促される細胞におけるトランスポゾン動態をリアルタイムに解明し、染色体編成変化への積極的貢献の有無を直接的に解析した。その結果、染色体変化はゲノムの恒常性維持機構を偶然かいくぐった産物が定着したのではなく、トランスポゾンの持つ変容能力を積極的に活用した結果であることを結論づけた。
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 3件) 備考 (1件)
Nature Communications
巻: 5 号: 1 ページ: 3597-3597
10.1038/ncomms4597
Nature Structural & Molecular Biology
巻: vol.20 号: 12 ページ: 1397-1406
10.1038/nsmb.2697
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/ishii/index.html