研究課題/領域番号 |
25650134
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
立田 晴記 琉球大学, 農学部, 准教授 (50370268)
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研究分担者 |
熊野 了州 琉球大学, 農学部, 協力研究員 (90621053)
佐々木 健志 琉球大学, 風樹館, 教務職員 (40264478)
高梨 琢磨 独立行政法人森林総合研究所, 森林昆虫研究領域, 主任研究員 (60399376)
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連携研究者 |
岸野 洋久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (00141987)
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研究協力者 |
渡辺 翔
横倉 涼
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 音響コミュニケーション / 多変量解析 / 防除 / 生態系保全 / 性選択 / ニイニイゼミ / イモゾウムシ / 周波数 / 音声 / ウエーブレット / 変異 / 時間 / 判別 |
研究成果の概要 |
ニイニイゼミの種判別については,最も顕著な種の特徴が現れたのは,周波数特性であった.特にフレーズの前半,中盤部では,どの周波数特性のパラメータにも種間差が顕著に現れた.興味深いのは,周波数変調が起こる終盤部で,於茂登岳のヤエヤマニイニイとイシガキニイニイの特徴の有意差がいくつかの測定値で消失していたことから,主鳴音の前半部,中盤部を利用することで2種の判別が可能であることが明らかになった.次にイモゾウムシについては,周波数成分に地域集団間で有意な違いが見いだされたほか,体サイズに対するエキーム長の回帰直線の傾きに,オスのみで有意な差違が検出された.
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