研究課題/領域番号 |
25650149
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
粕谷 英一 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (00161050)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 動物の個性 / 行動シンドローム / 変態 / 生活史 / 体制の変化 / 複雑な生活史 / 行動の自動計測 |
研究成果の概要 |
動物の個体が、異なる複数の状況で、一貫した行動的な傾向を示すことは、動物の個性と呼ばれ、急速に研究が進んできた。変態等で体制が大きく異なる動物で、変化の前後でも同じように個性が見られるかを検討した。幼虫と成虫の体制も生息場所も異なるトンボ類を中心に、行動を記録したデータに基づき、幼虫と成虫の活動性等を検討した。アオモンイトトンボで、活動性の高い幼虫は成虫でも活動性が高い傾向があった。シオカラトンボでは、成虫の活動性には個体間の差が見られたが、成虫と幼虫の活動性の間に有意な相関は見出されなかった。行動の連続的な記録からのデータは、時間的な相関を考慮に入れて解析することが有効と思われる。
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