研究課題/領域番号 |
25660003
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中園 幹生 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (70282697)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ダイズ / 二次通気組織 / 耐湿性 / 葉由来シグナル / スクロース |
研究成果の概要 |
ダイズの二次通気組織の形成誘導には、湛水・明条件で葉由来のシグナルが胚軸に輸送されることが必要である。本研究では、その葉由来シグナルを同定し、二次通気組織形成の誘導調節機構の解明を目指した。二次通気組織の形成速度の異なるダイズ品種アソアオガリとエンレイを用いて、相互に接木の実験を行った結果、アソアオガリの二次通気組織を早く発達させるという形質の制御には、胚軸そのものが関与していることが示唆された。さらに、光合成産物であるスクロースが、葉から師管を通って胚軸に供給されることによって、二次通気組織の形成が誘導されることが分かり、葉由来シグナルはスクロースであることが明らかになった。
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