研究課題/領域番号 |
25660035
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
柘植 尚志 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (30192644)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | イネばか苗病菌 / ジベレリン / 病原性 / 内生菌 / 植物病理学 / 菌類 / 植物 / 遺伝子 / 植物ホルモン |
研究成果の概要 |
イネばか苗病菌(Fusarium fujikuroi)は、ジベレリン(主にGA3)を生産し、イネに徒長症状を引き起こす。GA3の前駆物質であるGA4とGA7はGA3よりもホルモン活性が高い。ばか苗病菌のGA生合成遺伝子desまたはP450-3の遺伝子破壊によって、主にGA4、GA7を生産する変異株を作出した。これら変異株は野生株よりも激しい徒長症状を引き起こすことを見出し、両遺伝子の機能によって本菌の病原力が抑制されていることを明らかにした。また、トマト植物から分離されたF. fujikuroiから、GA3を生産し、イネに徒長症状を引き起こす菌株を見出し、本菌の宿主範囲が広いことを示唆した。
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