研究課題/領域番号 |
25660040
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
佐藤 令一 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (30235428)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 味受容体 / カイコ / BmGr / 昆虫 / 宿主認識 / 小顋 / レーザーキャプチャーマイクロダイセクション |
研究成果の概要 |
宿主植物認識に貢献する味受容システムを解明する目的で,まずカイコガ幼虫の味受容細胞が発現している味受容体(BmGr)を明らかにすることとした.カイコガ幼虫上唇の上咽頭感覚子の感覚神経細胞壊を分取し,そこからレーザーキャプチャーマイクロダイセクションによって1細胞を採取した.この細胞からはBmGr10を含む6種のBmGrの発現が確認され,イノシトール受容を決定づける組み合わせであろうと考えられた.一方,蛍光カルシウムプローブGCaMP3.0を用いる培養細胞の系とアフリカツメガエル卵母細胞の2電極電圧クランプ法の両者で,BmGr10のリガンドがイノシトールであることを世界で初めて明らかにした.
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