研究課題/領域番号 |
25660044
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物保護科学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
竹田 真木生 神戸大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (20171647)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | GABA受容体 / 殺ダニ剤 / 神経伝達物質 / 塩化物イオンチャンネル / ナミハダニ / RDL受容体 / ディルドリン抵抗性 / フィプロニル / GABA受容体 / RDL受容体 / 有機塩素剤 / ミツバチヘギイタダニ / ヒョウケダニ |
研究成果の概要 |
ナミハダニのGABA受容体のクローニングの結果、昆虫類で保存された第二膜貫通領域の置換が明らかになった。本種に対する非拮抗型 GABAアンタゴニストの毒性は昆虫やマダニのそれと大きく異なる。そこで、この受容体のセグメントを昆虫型のものと置換した時、構造的な特異性 が非拮抗型GABAアンタゴニストの感受性とどう相関するかをキメラコンストラクトにて解析した。その結果、ダニ類の構造‐感受性相関は昆虫やマ ダニのものとは異なり、複数の作用点、特にCys-loop領域の重要性を明らかにした。一方、当初は単一の作用点を想定していたため、化合 物のスクリーニングが困難となり、有力な候補は得られなかった。
|