研究課題/領域番号 |
25660053
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長尾 翌手可 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30588017)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 翻訳 / tRNA / リボソーム / 遺伝子発現 |
研究成果の概要 |
バクテリア翻訳系では、翻訳伸長初期段階において、合成中のペプチドがtRNAに結合した状態でリボソームから脱離する現象(drop off)が恒常的に起きている。既存の実験手法ではペプチジルtRNAのペプチド部分を同定することが難しく、そのメカニズムは未だ明らかになっていない。本研究では、質量分析法によってrRNA変異体やtRNA修飾変異体の細胞内ペプチジルtRNAを定性的・定量的に解析を行い、drop offに関わるrRNAやtRNA分子の構造的要素を特定した。その結果、これまで知られていなかったRNA分子の機能を見出すことができ、翻訳過程について新たな知見を提示できたと考えている。
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