研究課題/領域番号 |
25660077
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉村 徹 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (70182821)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 発酵熱 / FoF1 ATPase / E. coli / FoF1-ATPase / 藍 / Aspergillus / ATP合成酵素 |
研究成果の概要 |
藍葉の発酵をモデルに発酵熱生成機構の解明を試みた。発酵熱生成には真菌の寄与が大きいが、Pantoea や Bacillusなどの細菌の関与も認められた。発熱植物であるザゼンソウでは、AOXによる呼吸鎖ユビキノールの酸化によりATP生成が阻害され発熱することが知られている。細菌でも同様な現象が起こるかどうかを検討するため、E. coliのFoF1 ATPase変異株、atpAとatpCについて、増殖に伴う発熱を微生物生育測定用のカロリメーター、Antaresで計測した。その結果、菌体当りの発熱量は野生株よりATPase変異株の方が高く、細菌においても脱共役が熱生成の要因となる可能性が示された。
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