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グルコースの腸管吸収動態と食品マトリックスとの相関解析

研究課題

研究課題/領域番号 25660110
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 食品科学
研究機関独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

小堀 俊郎  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 食品総合研究所食品工学研究領域, 主任研究員 (10353971)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2013年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードグルコース / 腸管吸収 / リアルタイム計測
研究概要

これまでに他グループによって大腸菌グルコース結合タンパク質(MglB)の末端に蛍光タンパク質であるCFPとYFPを結合したFRET(蛍光共鳴エネルギー移動)センサが作製されており、ヒト培養細胞を一過的に形質転換することによって細胞内グルコース濃度を定量的に計測できることが示された(Takanaga H et al, Biochim Biophys Acta, 2008, 1778, 1091)。このFRETセンサはグルコース濃度に鋭敏に反応してFRETを生じるため、細胞内でのグルコース濃度をリアルタイムに評価できる。一方、腸管上皮細胞におけるグルコース輸送担体Glut2は、細胞内グルコース濃度に応答して数分以内に発現が増減することが明らかとなっている。つまり、時間応答性の高いFRETセンサをCaco-2細胞に組み入れることにより、細胞外から取り込んだグルコース量をリアルタイムで定量できる。そこで平成25年度は、この発現ベクターを用いてグルコースセンサを安定発現するCaco-2細胞を取得することを目標とした。グルコース結合活性の異なる3種のFRETセンサをコードするpcDNA3.1 FLIPglu-3.2mDelta13V、pcDNA3.1 FLIPglu-600uDelta13V、pcDNA3.1 FLIPglu-30uDelta13Vを制限酵素によって直鎖状にしたDNAを用いて未分化のCaco-2細胞を形質転換した。G418による選抜を実施するとともに蛍光顕微鏡によって発現および局在を確認することにより、各々のFRETセンサを細胞質に安定的に発現するCaco-2細胞を単離した。現在、これらの細胞の染色体に組み入れられたFRETセンサ遺伝子のコピー数を検定するとともに、mRNA発現量の多い株を選抜している。今後、得られた安定発現株を用いてグルコース吸収評価に適用する。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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