研究課題/領域番号 |
25660125
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
名波 哲 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (70326247)
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研究分担者 |
伊東 明 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (40274344)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 雌雄異株植物 / 性判別 / DNAマーカー / 性比 / 森林 / 雌雄異株 / 空間分布 / RAD-Sequence / 繁殖生態 / 森林動態 |
研究成果の概要 |
雌雄異株樹種ナギの未開花個体の性を判別するDNAマーカーを開発した。まず、雄7個体、雌6個体にRAD-Sequence法を適用し、100塩基からなるリードの配列が1個体につき平均25万本得られた。この中から雌のみに見つかる配列は見つからなかったが、雄のみに見つかる配列が5本見つかった。これらに対してプライマーを設計し、奈良県御蓋山の4箇所において、1箇所につき32~45本の実生の性判別を行った。雄の割合は場所によって0.465~0.600となり、性比の偏りや場所による差は見られなかった。したがってナギでは、実生段階の性比は場所によらず1:1ということが示唆された。
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