研究課題/領域番号 |
25660154
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
延東 真 東京海洋大学, その他部局等, 教授 (80128355)
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研究分担者 |
舞田 正志 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (60238839)
片桐 孝之 東京海洋大学, 学術研究院, 助教 (50361811)
二見 邦彦 東京海洋大学, 学術研究院, 助教 (00513459)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 組織透明化試薬 / 蛍光標識 / 魚類病原細菌 / 病理組織学 / 分子生物学 / 透明化 / CUBIC / Scale / 病理学 / 細菌 / 感染症 / 免疫学 / 蛍光 |
研究成果の概要 |
本研究では,Scaleをはじめとした組織透明化試薬を魚病研究に適用し,病原体の侵入門戸や体内伝播経路を解明するための基盤を確立することを目的とした。各種透明化試薬を比較したところ,Scaleを改良したCUBICを用いた時に組織の透明性が最も高く,組織形態や抗原性なども保持されていた。また,蛍光標識した病原体を感染させたキンギョにおいて,魚体内の菌を蛍光顕微鏡下で可視化することができた。一方,RNAの保存性はSeeDBやClearTを用いた時が最も高かった。以上の結果から,目的に応じて透明化試薬を使い分けることで,病理組織学的,分子生物学的手法による感染症の診断が可能であることが明らかとなった。
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